前を向く

脇見恐怖症、対人恐怖症、視線恐怖症の私が書いた、私なりの神経質との向き合い方です。参考になれば幸いです。

脇見恐怖症に仕事の向き不向きはあるのか

私は様々な仕事を経験しました。人と交渉する仕事や人のお世話をする仕事、物を売る仕事等々。ただ、人と仕事をする、これは取引先だけではなく、上司との関係、部下、同僚、生きている限り人間は関係の中で生きていくしかないのです。

 

基本的に神経症の方は他人に対して気持ちの気配りということが、細やかにできる方が多いのではないかと思うのです。

 

ただでさえ人の挙動に対して、敏感な自分。人が少し動くだけで、人が少し別の角度から見てくるだけで、敏感なセンサーが発動します。自分ではどうしようもないのです。その敏感なセンサーが相手に対して、でなければいいと願うしかないのです。

 

私は以前にも書きましたが、このおかげで、「気持ち悪い。見てくる」と直接聞こえるように何度も言われました。これが一番つらかった出来事です。こうした言葉を乗り越えることは、若いときは生半可ではありません。

 

有料のカウンセリングを行っていた時、一人の男性カウンセラーから、「気のせいではないのか。勘違いかもしれない。」と言われた時もあります。確かに神経症の人が精神的葛藤を起こすのは、こうした出来事が実は事実ではなかったということもあると思います。

 

けれども事実の場合もあるのです。私は上司から「お前変に見過ぎだぞ。防衛本能が強い。それ直せ。取引先や客にドン引きされるぞ」と言われました。また、ほかの先輩社員は私が脇見恐怖症になったときは、突然自分の席から逃げるということもありました。「気のせいなんかではない。これは出来事、事実だ」とその時思いました。

 

そして仕事は一生していかなければならないもの。自身の人生を左右する大切なもの。自分にできることは何かを真剣に考えました。私にできることは限られている。健常者は選択肢がたくさんあるが、自分はあまりない。その中で自分に何があっているのか。

 

脇見恐怖症や視線恐怖症でもなるべくしんどくない仕事。自身の精神にあまり負荷をかけない仕事は何なのかを真剣に考え内なる自分と向き合いました。

 

この時に大切なのは、世間の言う価値観や世の中の景気などあまり気にかけないことです。

 

世間は仕事しながらでも勉強、あるいはこれからの時代はこういう仕事が必要になる、この仕事はなくなる等、テレビを見ていると不安にさせる報道が多くなりがちです。

 

報道や世間や景気などに左右されず自身の内なる声に耳を傾けてください。

 

自分自身は何が本当にやりたいか、どんな仕事がしたいか知っています。自分自身の声に耳を傾けましょう。世間体など気にせずに。